人は、どういう時に「ダイエットしよう!」と決意するのでしょうか。
私は、
「手持ちの服が着られなくなった時」でした。
ーー2022年春。
暖かくなってきて、登山準備のために何年も使っている登山ウェアを数ヶ月ぶりに着てみた時のことでした・・・。
・・・え、入らん(°_°)
いや、入っている。
入ってはいるが、めちゃくちゃお腹に食い込んで苦しい!
それにお尻もムチムチに張り付いて、パンティライン出ちゃってるよ・・・。
これで山は登れない( ; ; )!
・・・ヤバイ(◎△◎;)
サーっと血の気が引いていくのを感じました。
それから、しまっていた春物も久しぶりに着てみたのですが、
どれもキツい!なんならウエスト閉まらないものまである?!
これは泣く。
数ヶ月前まで着ていた服が入らないって、どゆこと??
混乱したまま、勇気を出して体重計に乗ってみました。
・・・ピピッ!
54.0kg
あ、ピタリ賞だ♫
な〜んてちょっと思ったけど、すぐにその感想も吹き飛ぶ。
え、ゴジュウヨン??
えーと、ゴジュウとヨン、で間違いない??
まじ?
・・・まじかぁー。
おっかしいなぁ・・・最後に体重計に乗ったのはいつだったか覚えていないけど、4キロは増えてるよね?
しかも、BMI値では『軽肥』との判定が・・・。
え・・・、ヒマ、肥満??
ガタガタ((((;゚Д゚)))))))ガタガタ
そして私が考えたのは、
①『もういっそ自分で服作ろっか?』
それか
②『手持ちの服を全部買い替える?』
それとも
③『手持ちの服が着られるぐらいまで減量するか?』
の3つでした。
↑この期に及んでも、減量一択ではないのかお前www
しかし、洋裁技術を身につけるにしても時間と手間がかかる。
服を全て買い替えるにしても、お金がメチャかかる。
どうせコストをかけるのなら、今持っている服を再び着られるようにすることが、健康面でも経済面でもパフォーマンスが良いという結論に、数日後に至りました(笑)
とりあえず、予定していた登山はいつものパンツスタイルではなく、レギンススタイルで乗り切りました。
その時に旦那が撮っていた写真を見せてもらったのですが、まん丸に肥えた自分が写っておりましたよ(笑)
思わず「もう少し上手く撮れない?」と理不尽なクレームを出してしまいました(~_~;)
人の容姿についてとやかく指摘しないのは、うちの旦那の美点です。
が、それゆえに、こうして滅多に撮らない全身写真を見たりして自分で気づかない限り自身の体型変化に気づけないということです。
今回の激太りも、その登山の時の写真と新婚の頃の写真を並べて見せてようやく、
「あぁ、たしかに丸くなってるね(^ ^)」と気づく人です。
・・・てか、なんで笑ってんのこの人?→(^ ^)
こっちは全然笑えねーわ!
※微笑みが彼のデフォルトの表情です。
確かに、結婚してから徐々に体重は増加傾向でした。
しかし、ここにきてあまりにも急激に太ったことに驚く私。
何か心当たりがあるかと思い返してみたら・・・
・・・あれ?
太ったの旦那のせいじゃね(°_°)?
・・・というのもですね。
彼は普段料理などしないのに、年に1〜2回ほど積極的に料理することがあるんです。
ある種の発作ですね。
“俺のプリン”級にデカいプリンを、上手くできるまで何個も作ったり。
バターと肉の脂がしたたる、めちゃ美味いチャーハンを作ったり。
いくつかは記録していました。
『世界一美味いフライドポテト』
・・・というレシピ名の動画を見て作ったものだそう。
これも何回も作っていましたね。
『チョコバナナタルト』
濃厚でめちゃ美味だったタルト。
ただし、かなりギルティー(^ ^)
こんなんばっかり作るもんだから、ある時私は言ったんですよ。
「どうしてこんな脂質ばっかり、糖質ばっかりのものしか作らないの?」
「どれも美味しいけど、旦那と違って私太りやすいんだよ?」
※旦那は太れない痩せ型。
「それに旦那は、甘いもの好きじゃないよね?なんでスイーツ作るわけ?」
※旦那は辛党。
すると・・・
旦那(^ ^):『・・・だって、ナバテアが喜ぶから。』
(°_°)←私
唐突に乙女ゲーム始まりました・・・??
※スチル風イラストの彼は照れた顔をしていますが、実際にはいつものテンションで言われました。あと、イケメン描くの難し過ぎました、すみませんこれが今の私の限界です( ; ; )
そんなこと言われたら乙女的には食べるしかなくなるじゃない??!!
※いいえ、乙女的には誤ったルート選択(激太りルート)です。
・・・ということがありまして。
冬の間めちゃくちゃ食べていたことを思い出しました:(;゙゚'ω゚'):
いや、ほんと、こういうことを天然で言ってくれちゃう私の旦那は、ちょっとした悪魔ですね(笑)
その言葉に乗せられてしまったのは、すべて心の弱い私のせいです。彼のせいにはできません。
・・・ということで。
たくさんの服が着られなくなってしまったし、ここは諦めて減量をすることに決めた私。
『もうこれ以上悪いことはない』とか『現状が最も悪い状態である』というような、いわゆる『底突き感』は、人を上昇へと向かわせる原動力になることもあるらしいですよ。
この時の私もまさに、人生何度目かの『底突き』に近い状況でした。
次回、今年の5月〜12月に減量のためにやったことの全てを、記録します。
⇩続きはこちら⇩
【完全インドア☆ダイエット②】
cosmenote-rawsienna.hatenablog.com
【完全インドア☆ダイエット③】
cosmenote-rawsienna.hatenablog.com
それでは、また!
ナバテア